※以下、ネタバレを含みます。
命をかけた王様狩りの戦争ゲーム。
文字通りマケたチームは全員死亡。共闘裏切り騙し合い殺し合い。
とりあえず相手を殺して生き残るためなら卑怯もへったくれもない。今回の巻でもあっと驚くような展開満載で正直驚きました。
表紙にも描かれている赤チームの「香椎 鈴」<アイアンメイデン>の能力にも驚いたが、傀儡子の「恋華」にも驚きましたわ。
いかに対する能力を見極めて斃すかというところにバトルの要があるんですが、そこ言っちゃうと面白くもなんともないのでそこに関しては極力敢えてネタバラシはしないようにします。
それにしてもいろいろな能力と組み合わせで様々に展開できるんだと思いました。これは発想が凄いとは思いました。
しかしながら、限られたページの中で可能な限り登場人物のエピソードなどを入れてキャラクターに厚みをもたせようとしている努力が滲み出ています。しかし、いかんせん登場人物が多すぎかな感が否めません。
もう少し絞って話をてんかいさせれば良かったのになぁとは思うんですが、まかりなりにも戦争というわけですから人数必要だったんでしょうけどね。。。
主人公とそのライバル以下はすべてがダイジェストになっている状況で、もったいなさすぎる。面白いだけに駆け足の展開は少しもったいない。もう少し展開を長引かせても良かったんじゃないかと思いました。
エグいくらいにバトルが繰り広げられているこのマンガの行く末が気になってしょうがないです。