【読感】題名の邦訳がちょいキワモノだが、中身はまっとうに素晴らしい 「恐怖の地政学」 現在の国際情勢がすんなりアタマに入る

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先日購入し、一気に読み終える。
個人的に、世界史、地理には非常に関心を持っていて、その流れとして自然に地政学にも関心を持っているのは自然の流れで、キワモノかもしれないと思いつつも購入。
邦題を見る限りかなりキワモノかと思ったのだが、中身を読むと非常に丁寧に今の国際情勢を地政学に基づいて解説していて、どうしてあの地域では諍いが耐えないのかなどの日本人ではわかり得ないというか、現地の人間でなければ理解し得ない事が解説されていて、なるほどと頷くこと仕切り。
地政学の大切さを本当に思い知った本。
初っ端に中国を持ってくるあたりも面白いw
日本にとってはわからないことの多いロシアに関して非常に腑に落ちる解説があった。これだけでもこの本を買った意味があった。
国際情勢などに興味を持っている、地理等世界に興味を持っているひとは本屋でペラペラめくって読んでみるといい。
この本の面白さが実感できるはずだ。

…ただし、「恐怖の地政学」という放題はナンセンス。ここだけアカンw

 

 

 

恐怖の地政学 ―地図と地形でわかる戦争・紛争の構図

恐怖の地政学 ―地図と地形でわかる戦争・紛争の構図

  • 作者:T・マーシャル
  • 出版社:さくら舎
  • 発売日: 2016-11-04

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