あの「カイジ」に登場する利根川を主人公にする「コメディ」という触れ込みを見て、即全部買いました。
トータル的には楽しめたと思います。
1巻はそのネタパワーで押し切る凄まじさで突っ走る面白さだったのですが、2巻目以降になると徐々にペースダウンしていくのがわかってしまい、3巻目になるとネタ切れになっているのかしれないと思ってしまうようなペースダウン。まだ、話の途中なのでなんとも言えないところですが、もう少しカイジを知らない人間でも十分に楽しめて、かつギミック的にカイジを知っていればにやりと笑うような小技を効かせてもらわないとマズいかなーと感じました。どうもギミックが千円に出てしまっていて、本来のトネガワの良さが薄れてしまっているような気がしてなりません。
ちと厳しいようですが次第点。もちろんカイジ蛾好きならコレはとても楽しめるマンガなのは間違いないです。
- 作者:福本 伸行,橋本 智広,三好 智樹
- 出版社:講談社
- 発売日: 2015-12-04